キャンピングカーの情報サイト


Home > 5m超えスタンダードキャブコン(その2)

シチュエーション別キャンピングカー選び 第24回
5m超えスタンダードキャブコン(その2)


ナッツRV 「クレア5.3」シリーズ
国内キャンピングビルダー最大手のナッツRVは、スタンダードキャブコンのカテゴリーで「クレア」、「クレソンボヤージュ」、「スティングレー」の3ブランドを展開している。
その中でも「クレア」シリーズは、5m未満から5m超まで、あるいは様々なレイアウトのモデルを用意しており、レイアウトプランの充実度では群を抜いている。

写真下はクレア5.3X。


ベース車は全てカムロードで、対座ダイネットと後部にダブルベッドを持つ「クレア5.3X」(写真下)と、同様だがダイネットを最大限に大きくした「クレア5.3Z」が「さくら」に近いレイアウトになる。
更に、同じレイアウトで、急速充電を可能にした「クレア エボリューション」も追加された。


「クレソンボヤージュ」でも「タイプW」が対座ダイネットと後部2段ベッドで、競合モデルになる。
「クレソンボヤージュ」シリーズは軽量家具であるPVC家具を採用することにより軽量化を実現している。

装備は温水シャワーや家庭用エアコンも含めてオプションが充実している。


バンテック 「ジル」シリーズ
スタンダードキャブコンでは必ず名を連ねる人気モデルで、このカテゴリーを代表するモデルのひとつと言ってよい。
歴史も古く、現行モデルは2015年に「ジル」、2016年に「ジル520クルーズ」がフルモデルチェンジしている。

ジルシリーズには、後部エントランスの「ジル」、中央エントランスで後部に2段ベッドを持つ「ジル520」と「ジル520クルーズ」(写真下)、そして後部はダブルベッドの「ジルノーブル」がある。


「ジル520クルーズ」のみいすゞエルフを使用しているが、その他は全てカムロードがベース車である。
様々なレイアウトが用意されているわけではないが、定番で使いやすいレイアウトであることと、洗練されたインテリアデザインが人気と言える。


安全面に関しては、CS(Confortable&Safety)ボディと名付けられた一体成形されたFRPシェルを使い、万一の衝突時でも衝撃を吸収し、乗員の安全を守るとしている。

次回に続く







2016.4.23




ホームデータベース関連書籍キャンピングカー用品基礎知識
用語集ニューモデル記事シチュエーション別記事過去の展示会レポートお問い合わせ







Copy Right キャンピングカーファン Since 2009