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シチュエーション別キャンピングカー選び 第23回
国産最高峰のセミフルコン特集(4)
シリウス フィールドライフ
同社は、セミフルコンでは、このシリウスとルーツシリーズを製作しているが、シリウスは全長7m弱のロングボディを持ち、国産の現行セミフルコンでは最大のサイズを誇る。
ベース車は三菱ふそうローザで、セミフルコンとしてはこのベース車を使っているモデルは唯一。
提案されているレイアウトは、前部に対座シートと横置きロングシートで構成するダイネット、最後部に2000x1500mmのハイマウントダブルベッド、その間にギャレーとサニタリールームを配置する。
ダイネットを展開すると3名が就寝できるベッドになり、後部のダブルベッドでも3名就寝できるので、計6名が就寝人数となるが、もちろんそのような大人数ではなく、カップルでゆったり使うか、4名程度のファミリーで使うのが適しているだろう。
全長7mのボディなので、全てにおいて余裕がある。
ギャレーは3口コンロと、独立したシンクがビルトインされる。
サニタリールームももちろん完備され、温水シャワーも可能。
インテリアは、木目を生かしたナチュラルなもので、欧州車的な雰囲気を持つ。
なお、上記のレイアウトは一例で、レイアウトや装備の自由度は高いので、使い勝手に合った仕様を作り上げることができる。
このクラスは、輸入車、特に欧州車と競合するが、レイアウトや装備の自由度が小さい輸入車に対して、レイアウトや装備の自由度は大きなアドバンテージとなる。
更に国産なので、当然右ハンドル、左エントランスとなり、この点に関しても優位点となる。
次回は、フィールドライフのルーツを取り上げる。
2016.1.6
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