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シチュエーション別キャンピングカー選び 第23回
国産最高峰のセミフルコン特集(3)


ボーダー/ボーダーバンクス シリーズ ナッツRV


 ボーダー(左)とボーダーバンクス(右)オプションのフェイスパネルが装着されている

トヨタコースターを使用したモデルで、同社ではこのボーダーと、バンクを持つボーダーバンクスの2種類をセミフルコンとしてラインアップしている。

ボーダー/ボーダーバンクスは、レイアウトにより、タイプD、G、Lの3種類が用意されている。
どのタイプも前部の対座ダイネット、ギャレー、サニタリールーム、そして後部にダブルベッドを持つが、タイプDは後部にハイマウントベッドと、上部にオーバーヘッド収納を持つのに対し、タイプGではここがセカンドダイネットとして使えるほか、跳ね上げ式の上段ベッドとなっている。


 上からボーダー(ボーダーバンクス)タイプD、G、Lのレイアウト

即ち、タイプDがふたり旅に適するのに対し、タイプGはファミリーに適している。
ただし、両タイプとも2列目、3列目シートにFASPシートを使用し、ベッド展開できるので、ボーダータイプDでもファミリーで使用できるし、ボーダータイプGなら5名が就寝できる。

ボーダータイプLは前部にダイネットを大きく取ったプランで、やはりファミリー向きのレイアウト。
後部は折り畳み式の上段ベッドを備え、5名が就寝可能。

ボーダーバンクスは、ボーダーにバンクを追加したスタイルで、2名就寝可能なバンクベッドを持つ。
従って、ボーダーバンクスタイプDは就寝7名、タイプLとGは8名就寝可能である。

ただ、バンクを追加する意味は、7名や8名の就寝と言うよりも、ダイネットを展開せずにファミリーが就寝できる意味の方が大きい。
例えば、タイプDだと、ダイネットを展開せずに4名が就寝できることになる。

インテリアは全てのタイプを通じて、タモ材を使用した重厚な高級感を持つ。

 ボーダータイプGのインテリア

装備は90リッター冷蔵庫、FFヒーターは標準装備されるが、他は主にオプション設定される。
電子レンジも標準装備されるが、外部100Vでの使用で、バッテリーで使用するための大容量インバーターはオプション。

 ボーダータイプDのギャレー

その他オプションで家庭用セパレートエアコン、温水シャワーシステム、ソーラーシステムなどが装備でき、必要に応じた装備がオプションで選べるようになっている。

次回は、フィールドライフのシリウスを取り上げる。

 









2016.1.5




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