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ポップ・コンeE キャンピングカー広島
ポップ・コンは現行の日産NV200バネットが発売された当初から同社で開発されたポップアップルーフを架装したモデルで、いわばNV200ポップアップルーフの元祖のような存在である。
NV200バネットは、商用車のカテゴリーながら、ボンネットを持った形状で、普通のミニバンのような感覚で運転できるのが特徴。実際、三菱からはデリカD:3がミニバンとして販売されている。
ベースは荷物を乗せられるように効率の良いボディ形状をしたクルマなので、車室内は通常のミニバンと比べてもかなり広い。即ち、商用車らしくない外観、広い室内、そして運転し易さをを併せ持ったベース車と言える。
更に、ここにポップアップルーフが架装されるため、ポップアップルーフを上げた状態では、大人が立ち上がっても天井に頭がつかえない、かなりストレスの少ない室内空間が確保される。
ポップアップルーフは同社オリジナルのもので、閉じた状態ではオリジナルのNV200からは10cmほど車高が高くなるが、見た目は全く普通のクルマに見える。
従って、日常は通勤や買い物に使え、高さ制限のある駐車場にも問題なく入庫できる。 レイアウトは、ポップ・コンが2列目にマルチモードシートを持ち、どちらかと言うとファミリー向けなのに対し、ポップ・コンeEは横座りのロングシートで、ふたり旅向けの想定がされている。
このシートは優れもので、背もたれをスライドさせることにより、ワンアクションでベッドに展開できる。車内に出なくても展開できるので、雨の日などはありがたい。 ベッドはこのフロアベッドの他、ポップアップルーフを上げてルーフベッドを使用することが可能。
合わせて大人2名と子供2名が就寝することができる。ふたり旅の場合は上下に分かれてゆったりと休むことができるし、孫を連れて行く場合でも対応できる。
ロングソファの向かいにはギャレーが設置されており、シンクと14リッター冷蔵庫が標準でビルトインされる。冷蔵庫はポータブルタイプなので、取り出して使用することも可能。10リッター給排水タンクは後部から取り出すことができるので、重いタンクの出し入れも簡単。
シャワーフォーセットは、引き出して車外でも使えるようになっているので、ペットの足を洗ったり、海水浴の後でシャワーを使うと言ったこともできる。排水タンクは12リッターで、床下に設置される。
収納は、車体のコンパクトさもあり、豊富と言うわけではないが、ベッド状態にすれば、ベッド下が収納庫として使える。大き目の荷物はここに収納しておけば、就寝時に荷物があふれることはないだろう。
電装系は105AHのサブバッテリー1個と走行充電が標準装備される。主な電力消費元は冷蔵庫くらいなので、サブバッテリーは1個でも特に問題ないだろう。
ポップ・コンeEはファーストカーとして日常ミニバンのように使え、休日にはふたり旅用のキャンピングカーとして、ポップアップルーフを持つ広い室内を実現できる。比較的多くのシーンに対応できるモデルと言えるだろう。
ビルダー | キャンピングカー広島 |
車名 | ポップ・コンeE |
ルーフ架装 | ポップアップルーフ |
ナンバー区分 | 8 |
乗車人数 | 5 |
就寝人数 | 2+2(小) |
ベース車 | NV200バネット |
サブバッテリー | ○(105Ah x1) |
バッテリー増設 | ‐ |
走行充電システム | ○ |
外部100V入力/充電 | ○ |
インバーター | ‐ |
大容量インバーター | ‐ |
ルーフベンチレーター | ‐ |
サンルーフ | ‐ |
コンロ | ○(卓上カセット式) |
シンク | ○ |
給水タンク | ○(10L) |
排水タンク | ○(12L)床下設置 |
冷蔵庫 | ○(14L) |
電子レンジ | ‐ |
ユーティリティールーム | ‐ |
ポータブルトイレ | OP |
カセットトイレ | ‐ |
カーテン/ブラインド | ○ |
FFヒーター | OP |
ルームエアコン | ‐ |
シャワー設備 | ‐ |
温水装置 | ‐ |
発電機 | ‐ |
ウインドウ架装 | ‐ |
アクリルウインドウ | ‐ |
サイドオーニング | ‐ |
ソーラーシステム | ○(118W) |
全長(mm) | 4400 |
全幅(mm) | 1690 |
全高(mm) | 1970 |
価格(万円) | 329万円〜(2WD/4AT) |
2016年8月現在 (○は標準装備/OPはオプション)
価格は千円台切り上げ(税別)
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