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ルネッタ バンテックセールス
軽キャンパー、特に軽バンコンの場合、レイアウトはかなり限定される。
シートを倒した上にマットを敷きフルフラットとしたフロアベッドと、後部両サイドに収納家具と言ったところが定番だろう。
このようなレイアウトを持つ軽バンコンキャンパーは数多くあるが、しかし、上質なインテリアを持つモデルと言うのは、なかなか見当たらない。
ルネッタは、そのコンセプトにあるように、大人のための軽キャンパーと言える。
レイアウトは上記のように、よくある構成だが、家具のデザインや間接照明を中心にした室内は、高級感だけでないセンスの良さを感じさせる。
特に後部家具の曲線を多用したデザインと、組み込まれた間接照明は秀逸だ。
軽バンコンと言えば、どうしても狭い空間で我慢する、という印象があるが、ルネッタの場合は、ちょっとした贅沢感が味わえると言ってよい。
これらのセンスは、同社の主力ラインアップであるキャブコン、ジルシリーズで培われたものだ。
ジルシリーズはスタンダードキャブコンの中では上級モデルに位置し、インテリアもそれにふさわしいものである。
どうしても価格的には高くなってしまうが、高級感を求めるユーザーには定評がある。
ルネッタも、このコンセプトに基づいて製作されているので、軽キャンパーと言えども、高級感のある室内が期待できるのだ。
エブリィのシートをそのまま使用しており、シートを起こすと4名が着座してドライブできるので、日常用途にも全く普通に使用できる。
シートをたたみ、上にマットを敷くとフラットフロアになり、2名が就寝できるベッドになる。
ただし、後部の家具は、右側がミニギャレーになっており、それなりに奥行きがあるため、足元は狭くなっている。
ミニギャレーはミニと言っても極端に小さいものではなく、シンクも小型の食器なら洗える。
また、シャワーフォーセットは引き出して車外で使えるので、ペットの足を洗うなどと言った使い方ができる。ギャレーの下に5リッターの給水タンクを収納できる。
電子レンジはDC動作のポータブルタイプを車内に持ち込んで使用、また冷蔵庫もポータブルタイプを持ち込みとなる。ただし、置き場所が設定されているわけではないので、それだけ車内は狭くなってしまう。必要に応じて選択すべきだろう。
左側のラックは薄く、就寝の邪魔にはならない。また、オプションの19インチテレビを選択した場合は、このラックの上部に角度が自由になるアームで取り付けられる。
収納は、残念ながら十分とは言えない。
後部オーバーヘッド収納は、デザインと機能が完全に両立しているとは言い難く、収納力は限られる。
もっとも多くの軽バンコンでは同じような状況だが、大きな収納スペースは確保しにくいので、バッグなどはフロアに置くことになる。
電装系は100Ahのサブバッテリーが1個標準装備される。照明だけなら全く問題ないが、オプションのFFヒーターやテレビ、電子レンジなどを使用する場合は、不足気味になる可能性がある。バッテリーの増設はスペース的に難しいと思われるので、オプションの選択は良く考えて行うとよいだろう。
ビルダー | バンテック |
車名 | ルネッタ |
ルーフ架装 | ‐ |
ナンバー区分 | 軽4 |
乗車人数 | 4 |
就寝人数 | 2 |
ベース車 | エブリィ |
サブバッテリー | ○(100Ah x1) |
バッテリー増設 | ‐ |
走行充電システム | ○ |
外部100V入力/充電 | ‐ |
インバーター | ‐ |
大容量インバーター | ‐ |
ルーフベンチレーター | ‐ |
サンルーフ | ‐ |
コンロ | ‐ |
シンク | ○ |
給水タンク | ○(5L) |
排水タンク | ○(10L) |
冷蔵庫 | ‐ |
電子レンジ | OP |
ユーティリティールーム | ‐ |
ポータブルトイレ | ‐ |
カセットトイレ | ‐ |
カーテン/ブラインド | ‐ |
FFヒーター | OP |
ルームエアコン | ‐ |
シャワー設備 | ‐ |
温水装置 | ‐ |
発電機 | ‐ |
ウインドウ架装 | ‐ |
アクリルウインドウ | ‐ |
サイドオーニング | ‐ |
ソーラーシステム | ‐ |
全長(mm) | 3395 |
全幅(mm) | 1475 |
全高(mm) | 1910 |
価格(万円) | 251万円〜(2WD) |
2016年8月現在 (○は標準装備/OPはオプション)
価格は千円台切り上げ(税込)
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