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ケーアイ タイプD オートショップアズマ 




ケーアイ(K-ai)は従来よりオートショップアズマから発売されている人気モデルで、ラ・クーン(写真下)とともに軽キャブコンマーケットをリードしているモデルのひとつである。

 普通車枠のシェルを持つラ・クーン

ラ・クーンとの違いは、シェルの幅。
ラ・クーンはキャブ部より広い幅のシェルを架装しており、従って登録は普通車8ナンバーになる。

それに対し、ケーアイはキャブ部と同じ幅で、登録は軽8ナンバーに収まっている。

         ケーアイ タイプD

もちろん一長一短があり、ラ・クーンはより広い室内を実現しているが、重量的には不利で、動力性能はケーアイが優る。
もちろん、税金面でもケーアイが有利である。

そのケーアイにダイハツ ハイゼットをベースにしたモデル、「タイプD」が追加された。
従来モデルはマツダ スクラムかスズキ キャリー。
(この2車は姉妹モデルなので同じクルマ)

スズキ キャリイは2013年に14年ぶりにフルモデルチェンジした、商用車としては比較的新しい設計のベース車である。
一方、ハイゼットは2014年に、15年ぶりにフルモデルチェンジ。
より新しい設計のベース車となった。
このため、キャンピングカーでも新しいベース車でキャブコンの開発が始まったわけである。

AT車は軽トラック初の電子制御式4速ATを採用、3速ATのキャリイに対し優位な点である。

ケーアイは、全車ポップアップルーフが標準装備され、停泊時には高い天井高が確保できる。
ケーアイのポップアップルーフは、全体が昇降するエレベーションタイプで、どの位置でも高い天井高が確保されている。

レイアウトは従来のケーアイ同様、ベンチシートタイプと対座シートタイプを選択できる。
どちらも4名乗車できるが、4名で比較的長距離を移動するなら、前向きに着座できる対座ダイネットタイプが良いだろう。


ダイネットを展開すると、2名が就寝できるフロアベッドになる。
ポップアップルーフを上げると、ここには子供2名が就寝できるので、ファミリーでも使用できる。

インテリアは白のシートと濃い配色の家具がモダンな雰囲気を作っている。
ギャレーは、実用的なシンクと、ポータブルカセットガスコンロで構成。
オプションで電子レンジも装備できる。
冷蔵庫の設定が無いので、ポータブル冷蔵庫を持ち込むことになる。


30台限定で電子レンジやソーラーシステムが標準装備されたバージョンが用意されている。


収納は、高さを生かして、オーバーヘッド収納を標準装備。
限りある車内スペースだが、収納庫が充実していると、車内スペースを効率よく使用できる。







ビルダー オートショップアズマ
車名 ケーアイ タイプD
ルーフ架装 ポップアップルーフ
ナンバー区分 軽8
乗車人数 4
就寝人数 2+2
ベース車 ハイゼットトラック
サブバッテリー ○(105Ah)
バッテリー増設
走行充電システム
外部100V入力/充電 OP
 インバーター
大容量インバーター OP(1000W)
ルーフベンチレーター
コンロ
シンク
給水タンク
排水タンク ○)
冷蔵庫
電子レンジ OP
ユーティリティールーム
ポータブルトイレ
カセットトイレ
カーテン/ブラインド
FFヒーター OP
ルームエアコン
シャワー設備
温水装置
発電機
ウインドウ架装
アクリルウインドウ ‐(ペアガラス)
サイドオーニング OP
 ソーラーシステム OP(100W)
全長(mm) 3390
全幅(mm) 1470
全高(mm) 1990
価格(万円) 278万円〜(2WD/5MT)

2016年3月現在 (○は標準装備/OPはオプション)
価格は千円台切り上げ(税別)

ケーアイ タイプDの動画はこちら



2016.3.18


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