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キャンピングカーの2013年売上総額が過去最高を記録

『キャンピングカー白書2014年』によると、2013年のキャンピングカー売上総額が過去最高の300億円を突破した。
国産キャンピングカーの新車総出荷台数は4,416台で、前年比2.6%減となったものの、総売上金額は、309億7,912万円(前年比9.9%増)を記録した。


これは、世の中の景気が上向きになってきたのを背景に、高級車志向が強まったことが影響している。
1,000万円を超えるキャンピングカーの台数の割合が、前回の3.5%から4.5%にアップしているのが、これを裏付けている。

「8ナンバー以外」のキャンピングカーの販売台数が大幅に伸びる
一方、8ナンバー以外のキャンピングカーの販売台数が大幅に伸び、前年比15.4%アップの1,495台となった。


8ナンバー以外のキャンピングカーというのは、法律上の8ナンバーの構造要件にとらわれないモデルで、キッチンが無かったり、天井高が要件に達しないモデルであるが、フラットなベッドさえあれば良いというような需要を受け、価格面からも支持されたとみられる。

台数的には、8ナンバー以外のキャンピングカーのみ増加し、全体的には前年を下回ったが、売上金額は増加したことから考えると、高級車志向とシンプル装備の車中泊車の2極分化が進んだとみられる。

軽キャンピングカーも「8ナンバー以外」が激増
また、軽キャンピングカーは、前年比10.8%アップとなる770台の出荷台数を記録したが、ここでも「8ナンバー以外」の軽キャンピングカーが人気で、8ナンバー以外のモデルだけで見ると、84.7%アップと驚異的な伸びを示した。


もともと価格が魅力の軽モデルでは、どうしても価格が高くなってしまう軽キャブコンや軽8ナンバーバンコンよりも、8ナンバー以外の軽モデルが支持されているとみられる。

保有台数は、まだまだ欧米豪に追い付かず
キャンピングカー全体の、国内における総保有台数は約85,000台で、年々増加の傾向にある。
しかし、世界のキャンピングカー保有台数を見てみると、米国が約1,000万台、欧州が約600万台、オーストラリアが約50万台で、これらの国々には、人口比を考えても遠く及ばない。
日本のキャンピングカー事情は、停泊施設や社会の認知度を含め、まだまだ発展途上と言わざるをえない。


(続く)




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