キャンピングカーの情報サイト


Home > パークウェイ レクビィ

レクビィ パークウェイ

ハイエースロングワゴン  4,840(全長)x1,880(全幅)x2,100(全高)
エンジン 2,700ccガソリン
乗車定員 8名   就寝定員 大人3名

キャンピングカー パークウェイ レクビィ
















                 パークウェイのインテリア 

ハイエースプラスをはじめとしたハイエースバンコンの充実したラインアップを添え終えるレクビィから、また新たなコンセプトのハイエースベースキャンピングカーが登場した。ハイエースプラスが二人旅をターゲットにしたインテリアデザインであるのに対し、パークウェイはより日常の使用も意識した、SUVの発展形のようなコンセプトとしている。そのため、シートも8名が乗車・移動できるよう、進行方向の対座シートとし、2列目シートは前向き、後ろ向き、どちらでもセット可能としている。

エクステリア
外観の見た目はハイエースミドルルーフロングワゴンのままであり、言われなければキャンピングカーと気付かない。街乗りを前提にしたSUVコンセプトでは、ハイエース標準ボディーのほうが都会の狭い道路などでは取り回しが良いかもしれないが、ロングワゴンは全長は標準ボディーと同サイズなので、幅だけを気にすればよい。また高さは2,100mmであり、ほとんどの高さ制限のある駐車場でも入場できる。スーパーロングと異なり、ロングワゴンは街乗りの適応性は高く、また運転もすぐに慣れるだろう。
キャンピングカー パークウェイ レクビィ
















                    パークウェイの外観

インテリア・レイアウト
2列目シートは3名掛けで前後どちら向きにもセット可能。3列目シートは通常2名掛けで、最大3名掛けも可能。2列目、3列目シートはどちらも3名分のシートベルトが装備されており、運転席、助手席合わせて8名が乗車可能である。インテリアはハイエースプラスのような豪華さはないが、シンプルで飽きの来ないデザインを採用する。2列目、3列目シートは適度な窪みを持ち、ドライブ時には快適な座り心地を提供する。
キャンピングカー パークウェイ レクビィ











                 パークウェイのレイアウト

ダイネット
車幅いっぱいの幅を持ち3名掛けできる2列目シートと、ゆったり2名掛けできる3列目シートを対座させてダイネットスペースとしている。テーブルは片側足で、右側面のレールに引っ掛けて支えるが、前後にスライドさせることができるので位置が自由に変えられる。2列目シートと3列目シートはそれぞれ床のレールに従って前後にスライドさせることができるので、3列目シートを後にスライドさせると余裕十分の足元スペースを確保できる。ただし、ギャレーや冷蔵庫は車両後方にあるので、これらにアクセスする場合は、3列目シートのサイドから後部へ回り込む必要がある。また運転席、助手席へ行く場合も、2列目シートを倒すか、一旦車外に出る必要がある。
キャンピングカー パークウェイ レクビィ

















           パークウェイのダイネット

ギャレー
車両後部にはギャレーコンソールと対面して冷蔵庫用のコンソールが設置される。本格的な調理をする想定ではないので、コンパクトなギャレーだが、水回りが装備されていることは手洗いや洗面に便利である。側面にシャワーセットが設置されているので、海水浴の後のシャワーを使ったり、ペットの足を洗うなどといったことも可能だ。どちらも上部はテーブルカウンターになっており、ものを置くことができる。シンクはギャレーコンソール上部の蓋を取ると現れ、下には各13リッターの給排水タンクが収納されている。冷蔵庫は20リッターで上蓋式のため冷気が逃げにくい。
後部中央の床は掘り下げ式になっており、キャンピングカーの仕様要求であるギャレー前の高さを確保することにより、キャンピングカー登録に対応している。使わないときはスペアタイヤと小物入れとして使用できる。
キャンピングカー パークウェイ レクビィ















     後部に設置されたギャレー(左)と冷蔵庫用コンソール(右)
キャンピングカー パークウェイ レクビィキャンピングカー パークウェイ レクビィ


















キャンピングカー パークウェイ レクビィ


ギャレーコンソール(上左)と収納されている給排水タンク(上右)
ギャレーコンソールの側面にはシャワーセットが装備される(左)
ギャレーコンソールと窓の間にエキストラベッド用のベッドボードが収納されている。





キャンピングカー パークウェイ レクビィキャンピングカー パークウェイ レクビィ








キャンピングカー パークウェイ レクビィ









        冷蔵庫コンソール(左)  上蓋式冷蔵庫(右上)  後部中央床の収納庫(右下)

ベッド
ベッドは2列目シートと3列目シートをフラットにすることによってセットする。 シートの裏面はフラットに作られており、これを上にしてベッドマットとして使用するため、ベッド面はフラットとなる。凹凸のあるシート座面とフラットなベッド面を使い分けることにより、両方の要求を両立させている。メインベッドはほぼ車幅いっぱいに設置することができるので、2,130x1,500mmと大きく、家庭用のダブルベッドの大きさを実現している。
また、後部の2つのコンソール上にオプションのベッドボードを渡すと、1,680x1,000mmのエキストラベッドができる。小さい子供がいる場合はうれしい装備である。なお、このベッドボードは使用しないときは左側のギャレーコンソールと車体壁面の間に収納することが出来る。
キャンピングカー パークウェイ レクビィキャンピングカー パークウェイ レクビィ








2列目と3列目シートを展開して出来るメインベッド  オプションのベッドボードをセットしてできる子供用ベッド

収納
左右に1対のオーバーヘッドコンソールが設けられており、小物の収納が可能なのはうれしい。ただ、このコンソールはバンドで開閉、ロックするようになっており、開閉時はいちいちバンドを解かなくてはならず、ちょっと手間がかかる。できれば通常の取っ手式のものが望まれる。
キャンピングカー パークウェイ レクビィキャンピングカー パークウェイ レクビィ





 オーバーヘッドコンソール



大きな荷物を積む場合は、3列目シートを最後部までスライドさせると、中央に大きな荷物スペースが出来る。ただし、これは日常用途での使用と考えたほうが良いだろう。クルマ旅中はここにモノを置くとかなり邪魔になる。衣類や日用品の入ったバッグなどは、後部スペースに置くことになるだろう。なお、車両右側ダイネットの隣と3列目シートの左隣にはサイドボードが備えられているので、小物や雑誌の収納ができる。

オプション
FFヒーターはオプションになる。冬場のクルマ旅が多いユーザーは是非付けたいオプションである。また、外部100V入力とそれを使用したサブバッテリー充電機能、および100Vコンセントがセットオプションになっているので、これも付けておくと便利。クルマ旅中に家庭用の電気器具が使える他、家庭で駐車中はサブバッテリーが常に充電されているので、長期間使用しない場合も安心である。また、出発前に冷蔵庫を冷やしておくといった使い方もある。その他、ベンチレーターと網戸があれば夏場の暑さも軽減できる。

まとめ
パークウェイは日常も使えるSUVの延長線上にあるキャンピングカーで、使い勝手の自由度が高く、様々なシチュエーションで過不足無く使えるクルマと言える。現在日常の足にSUVを使っており、たまにクルマ旅に出かけ車中泊するというユーザーは乗り換え検討対象の1台になるだろう。多少ボディーサイズは大きくなるが取り回しに苦労するほどではないだろう。一方、広々としたベッドでのゆったりとした就寝は、SUVでの就寝とは雲泥の差である。


装備一覧

車名 パークウェイ 備考
ベース車 ハイエース
シェル架装 -
ルーフ架装 -
ポップアップルーフ -
窓張出し -
FFヒーター
サイドオーニング
サブバッテリー 105A
走行充電システム
外部100Vバッテリーチャージャー
バッテリー増設 -
インバーター 300W
外部AC入力
ルーフベンチレーター
ガスコンロ
シンク
レンジフード -
冷蔵庫
給水タンク 13リッター
排水タンク 13リッター
電子レンジ -
ハイマウントベッド 子供用
二段ベッド -
ルーフベッド -
バンクベッド -
オーバーヘッド収納庫
クローゼット -
多用途ルーム -
シューズボックス
シャワー設備 -
トイレ -
カーテン
ソーラーシステム 84W、125Wチャージコントローラー付
サンルーフ -
追加エアコン -
温水装置 -
発電機 -
断熱加工
アクリル2重窓 -
床暖房 -
リアラダー -
バックアイカメラ
価格(税込:円) \4,368,000 2WDガソリン

                                           2010年12月現在


ホーム新着情報キャンピングカーリストメーカー/販売店関連書籍|基礎知識
 道の駅イベントスケジュールユーザーレポートお問い合わせ掲示板サイトマップ







Copy Right キャンピングカーファン Since 2009