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バンテック アトム307R
日産バネット 4,570(全長)x1,980(全幅)x2,600(全高)
エンジン 1,789ccガソリン(ディーゼルもあり)

アトム307Rの外観 キャブコンながらコンパクトに仕上がったボディ
バンテックキャンピングカーの中心車種の一つ、アトム307に307Rが追加され、ビッグサイトで開催された東京キャンピングカーショー2009で発表された。ベース車は同じ日産バネットトラックだが、シェルのレイアウトはエントランスが後部に移されたのをはじめ、大きく変更されている。バンテックのバネットベースキャンピングカーには、一回り大きいアトム407もラインアップされているが、307は407に比べて290mm短くなっているため、取り回しが比較的楽になっている。アトム307Rは、また、はじめてスライドアウト式のマルチルームを採用するなど、意欲的な装備が追加されている。307にはCX、VX、EX、と装備によりモデルが用意されていたが、307Rには1モデルのみ用意されている。
エクステリア
バネットトラックにバンクベッド付きFRP製シェルを架装した作りで、オーソドックスなバネットキャブコンタイプキャンピングカーである。ボディはバンテックの特長である、継ぎ目の無い一体成型のシェ
ルを架装しており、安全性と見た目アップに貢献している。307に対し、後部に変更されたエントランスが307Rであることを示している。なお、307で付けられていたバンクベッドの小窓(CX、VXはオプション、EXは標準)は、307Rではオプションとされている。
アトム307Rの外観(バンテックのカタログより)
インテリア/レイアウト
エントランスが後部左側にあり、これを入ると正面がギャレー、右側(車両後部)がマルチルームとなる。通路を車両前部に進むとダイネットがある。左に2列目シートと3列目シートがテーブルを挟んで対面しており、通路を挟んで車両右側にはロングソファが据え付けられている。インテリアは落ち着いた木目調の家具とベージュを基調にしたツートーンのシート地で、暖かくも落ち着いた室内となっている。

アトム307Rのインテリア(バンテックのカタログより)


リビングモードのレイアウト ベッドモードのレイアウト
ダイネット
2列目シートと3列目シートは対面しており、それぞれ2名が着座できる。一応4名が着座可能だが、大人なら長時間では窮屈感があるかもしれない。テーブルは十分大きく、食事時は多くの食器が置ける。サイドソファは2〜3名が着座できるので、2列目シートと3列目シートを合わせると最大6〜7名が着座できるだろう。また、サイドシート部をフラットにすることにより、コの字型の着座が可能となる。サイドソファは通路を挟んでいるため、このままではテーブルに遠い。むしろフラットにして着座するほうが落ち着ける。アトム307Rのダイネットは、キャブコンタイプキャンピングカーならではの広いダイネットである。


ダイネット横のロングソファ(バンテックのカタログより)
ダイネットを後方から前方に見る(バンテックのカタログより)

ロングソファをフラットにすると、掘りごたつ風コの字型ダイネットとなる(バンテックのカタログより)
ベッド
ダイネットをベッド展開するとメインベッドとなる。サイドソファの背もたれで通路部分を埋めることにより、ダイネットを残して1人用ベッドができる。テーブルを低くし、その上に2列目、3列目シートの背もたれを乗せると、広いベッドが出現し、大人3名が就寝可能。更に、1500×1750mmのバンクベッドに子供なら2名、大人なら1名が就寝可能である。独立したベッドを持つことで、先に子供が寝ても、大人はダイネットでくつろぐといったこともできる。


ダイネットを展開したメインベッド(バンテックのカタログより) 子供2名か大人1名用のバンクベッド
ギャレー
ギャレーは後部エントランスを入った正面に位置する。大型ステンレスシンクはガラス蓋付き。シンク左側には調理台スペースがあり、使いやすい。シンク下はオプションの冷蔵庫を収納するスペースがあるが、装備しない場合は収納庫として使える。
給排水タンクは、車体後部右側面に扉があり、車外から取り出せるようになっている。標準では給排水タンクは各19リッターだが、オプションで40リッターの排水タンクをつければ、19リッターのタンクを両方とも給水タンクとして使用できる。電子レンジはオプションで用意されており、ギャレー右側に設置スペースが用意されている。

各19リッターの給排水タンク(バンテックのカタログより)
ギャレーは車両後部に設置


シンクはステンレス製 シンクの下は収納庫
マルチユースルーム
アトム307EXに標準装備されていた洗面台付き多目的ルームは廃止されたが、アトム307Rにはユニークなマルチユースルームが標準装備された。それが拡張式マルチユースルームである。使用するときのみ引き出して使用することができ、約2倍のスペースとなる。ポータブルトイレ(オプション)を置くとトイレルームとしても使用できる。トイレルーム背面パゲッジドア(1,000x440)がオプション設定されており、これによりポータブルトイレを車外から取り出せるようにできる。


収納した場合(左)と引き出した場合(右)のマルチユースルーム


収納した場合(左)と引き出した場合(右)のマルチユースルーム
収納
キャブコンだけあって、収納スペースは豊富に用意されている。まず、両側上部にオーバーヘッド収納庫が設置されている。それぞれ3連のオーバーヘッド収納庫は奥行きもあり、十分な収納力がある。また、サイドソファの下は大きな収納庫になっており、寝具などを収納しておくことができる。なお、エントランス左側にはシューズボックスが設置されている。




オーバーヘッド収納左サイド(写真左)と右サイド(写真右)


エントランス左側(写真左)と右側(写真右)の収納

車外収納庫
その他
断熱性の高いFRPシェルに加え、アクリル2重窓を標準装しており、十分な断熱対策がされている。これにより保温性が向上するばかりではなく、結露に対しても効果的である。また、ソーラーベンチレーションが標準装備される。これは太陽により発電し、ベンチレーターを作動するもので、キャンピングカーを使用しない場合でも、自動的にベンチレーションできる。

アトム307Rは広いダイネットやベッド、拡張式マルチユースルーム、高級感のある内装など、装備が充実している割には価格設定が低く設定されたコストパフォーマンスの高いキャンピングカーである。広い室内を持ちながら、全長は4,600mm程度と取り回しも比較的楽なのもメリットといえる。
ソーラーベンチレーター(バンテックのカタログより)
問い合わせ
株式会社 バンテック
埼玉県新座市あたご2-3-45
TEL 048-479-6236
装備一覧
| 車名 | ATOM307R | |
| ベース車 | 日産バネット | |
| ルーフ架装 | - | |
| 窓張出し | - | |
| FFヒーター | ▲ | |
| リアヒーター | ▲ | |
| サイドオーニング | ▲ | 2.5m/3m選択可 |
| サブバッテリー | ● | |
| 走行充電システム | ● | |
| バッテリーチャージャー | ● | |
| サブバッテリー過放電防止装置 | ● | |
| バッテリー増設 | ▲ | |
| インバーター | ▲ | 250W/1500W |
| 外部AC入力 | ● | |
| 外部AC入力/インバーター切り替え | ● | |
| ルーフベンチレーター | ● | ソーラーベンチレーター |
| テレビアンテナ | ▲ | |
| ガスコンロ | ● | カセットコンロ |
| シンク | ● | |
| レンジフード | × | |
| 冷蔵庫 | ▲ | |
| 給水タンク | ● | 19リッター |
| 排水タンク | ●(▲) | 19リッター(40リッター排水タンクはオプション) |
| 電子レンジ | ▲ | |
| 常設ベッド | × | |
| 二段ベッド | × | 子供用 |
| バンクベッド | ● | |
| 上部収納庫 | ● | |
| クローゼット | × | 多用途ルームを使用 |
| 多用途ルーム | ● | 拡張式 |
| シューズボックス | ● | |
| シャワールーム | × | |
| シャワーヘッド | × | |
| トイレ | ▲ | ポータブルトイレ |
| カーテン | ● | フロント間仕切り、バンクベッド、エントランス |
| ソーラーシステム | ▲ | 70W |
| サンルーフ | × | |
| 追加エアコン | ▲ | ウインドエアコン |
| ボイラー | × | |
| 発電機 | × | |
| 断熱加工 | ● | |
| アクリル2重窓 | ● | 4ヶ所 |
| 床暖房 | × | |
| リアラダー | ▲ | |
| 価格(税込:円) | \3,780,000 | ガソリン 2WD 4AT |
| 2009年8月現在 | ||
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