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セブンシーズ トイファクトリー 
バスコンというのは、マイクロバスをベース車にしたカテゴリーであるが、最近ではバスの運転席以後をボディカットし、そこにシェルを架装したものはセミフルコンと呼ばれるようになったため、バスコンとは、バスのボディをそのまま使用する架装形態を呼ぶようになっている。
この流れから、バスコンは比較的低価格にシフトし、高級路線はセミフルコン、という棲み分けになりつつある。
バスコンであれば、車両本体価格700万円台から販売されており、ほとんどが1000万円以下で、キャブコンと対抗できるモデルも多く存在する。
ところが、このセブンシーズはバスコンでありながら、価格は1210万円から。
競合は他のバスコンではなく、セミフルコンの領域に入っている。
普通に考えると、セミフルコンに優位性があると思われるが、セブンシーズはスタイリッシュなエクステリアデザインでセミフルコンと差異化している。
そしてそれを可能にするために、徹底した断熱性を実現している。
バスコンの最大のウイークポイントは、広い窓面積からくる断熱性の低さにある。
これを克服するため、通常は窓埋めや断熱フィルムで対応しているが、セブンシーズではそれを徹底している。
その一つが、高断熱エアロウィンドウシステムと名付けられたエクステンションボックスで、右側サイドウインドウ部分をすっぽり埋めている。(写真下左)
また、ウインドウは熱伝導率の低いアクリルウインドウになっている他、防結露高断熱セラミック塗装も施されている。
更に、左サイドもエントランスドアを含め断熱処理がされている。(写真下右)


トイファクトリーはもともと断熱に力を入れているビルダーで、ハイエースなどの断熱で実績があり、この技術をバスコンにも取り入れている。
さて、こうして断熱性を確保したボディは、コースターのボディ曲面を生かしたスタイリッシュなエクステリアを実現している。
どうしても四角くなってしまうセミフルコンに躊躇していたユーザーには朗報であろう。
装備も高級バスコンに相応しく、充実している。
標準で温水シャワー、電動水洗式カセットトイレも装備されている。
家庭用セパレートエアコンも、もちろん標準装備。
室外機もすっきり収納されている。
ギャレーには、2口ガスコンロとシンクが一体になったコンビネーションシンクがビルトインされる。(写真下左)
冷蔵庫は65リッター(ロングボディでは110リッター)、そして電子レンジも標準装備される。
冷蔵庫は車格からすると小さめだが、ふたり旅ならちょうど良い大きさだろう。(写真下右)


レイアウトは、前部に対座式ダイネット、後部は広いハイマウントダブルベッド、中央にギャレーコンソールとサニタリールームを置いている。
ダイネットは大人5名が着座できる対座式となっているが、シューズボックスと2列目シートで幅いっぱいとなってしまい、運転席、助手席から後部への移動が困難な点は残念。(写真下左)
二人で使う場合は、対座ダイネットではなく、L字型ラウンジソファの方がよいだろう。


ベッドルームは最後部にあり、ダイネットとの間にはギャレーやサニタリールームがあるので、独立した落ち着いた空間になっている。(写真下)
ロングボディではツインベッド、標準ボディではダブルベッドが装備される。
ツインベッドは隙間をクッションで埋めて、大きなダブルベッドとすることも可能。
ベッドルームには、オーバーヘッド収納が両側に装備される。
また、ダイネットの19インチテレビに加え、22インチテレビがベッドルーム専用に設置されている。

サニタリールームは、電動水洗式カセットトイレが標準装備され、更に温水シャワーも可能。
70リッター給水タンクが装備されるので、2〜3名がシャワーを使っても水量は十分。
排水タンクも70リッター(ロングボディは90リッター)が装備されている。
また、独立した手洗いも用意されている。(写真下右)


収納は、ダイネット、ベッドルームのオーバーヘッド収納の他、ベッド下の引き出し収納(写真下左)、それとは別に、ベッド下の大きなトランクスペースが用意されている。
トランクにはバイクや自転車は難しいかもしれないが、折り畳み自転車なら十分積載可能。(写真下右)


電気関係では、406Wのソーラーパネルを搭載。
ソーラーパネルは下から見えることはなく、スタイリッシュなボディフォルムをスポイルしていない。
サブバッテリーは標準で180Ahのものが3個搭載されており、エアコンもサブバッテリーで駆動できる。
セブンシーズのコンセプトは「優雅に、贅沢に、バスコンの概念を一新」とされているが、まさにバスコンの最高峰として、エポックメーキングなモデルと言える。
| ビルダー | トイファクトリー |
| 車名 | セブンシーズ |
| ナンバー区分 | 8 |
| 乗車人数 | 7 |
| 就寝人数 | 5 |
| ベース車 | コースター |
| サブバッテリー | ○(180Ah x3) |
| バッテリー増設 | - |
| 走行充電システム | ○ |
| 外部100V入力 | ○ |
| インバーター | ○ |
| 高電力インバーター | ○ |
| ルーフベンチレーター | ○ |
| ソーラーシステム | ○(406W) |
| コンロ | ○(2口) |
| シンク | ○ |
| 給水タンク | ○(70L) |
| 排水タンク | ○(70L/ロングボディは90L)) |
| 冷蔵庫 | ○(65L/ロングボディは110L)) |
| 電子レンジ | ○ |
| 多用途ルーム | ○ |
| カセットトイレ | ○ |
| ヒーターボイラー | ○ |
| ルームエアコン | ○ |
| シャワー設備 | ○ |
| 温水装置 | ○ |
| 断熱加工 | ○ |
| アクリル2重窓 | ○ |
| サイドオーニング | OP |
| 全長(mm) | 6990 |
| 全幅(mm) | 2100 |
| 全高(mm) | 2680 |
| 価格 | 1210万円(税別) |
2015年6月現在 (○は標準装備)
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