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キャンパー鹿児島 レム セカンドアクト 




キャンパー鹿児島から2012年に発売された初代レムは、後部のベッドルームが仕切りによってダイネットと切り離され、完全な個室となることで注目された。(写真下左)
その名が示すように、睡眠を重視したコンセプトだったのである。
その後、間仕切りを無くしたレムプラス(写真下右)、ファミリー向けのレム バージョンFが発売され、ラインアップも充実してきた。


レム セカンドアクトは、この先代レムのコンセプトを受け継ぎ、細部に磨きをかけて登場したハイエーススーパーロングを使用するバンコンモデルである。
カップルがゆったりと過ごせるダイネットとゆっくり就寝できるベッドルームをコンセプトとする、カップル向けのレイアウトといえる。

先代同様、ダイネットとベッドルームの間にある引き戸を閉めれば、後部は完全な個室になる。


ベッドルームはハイマウントダブルベッドで、大人2名がゆったり就寝することができる。
右側面の窓はエクステンションボックスが架装されており、車幅方向に就寝できる。
ベッドの下は大きな収納庫で、長期旅の荷物も余裕で収納できる。


前部はダイネットで、2列目シートはFASPシートを採用している。
このため、FASPシートを前向きにセットすると、ファミリーで使っても全員が前向き乗車してドライブできるようになっている。

2列目と3列目シートをフラットにすると、フロアベッドになるが、これはエマージェンシーベッドの扱いらしく、就寝定員は後部ハイマウントベッドの2名のみとなっている。
しかし、たまに子供も来るとか、たまに孫を乗せるなどと言った場合は、十分対応できるだろう。


先代のレムから大きく変更されたのが、ギャレーで、先代では左側にあったシンクが、右側に移動されている。
そのため、シンク、電子レンジ、冷蔵庫など調理に必要な設備が手近に揃い、動線がすっきりしたと言える。


レム セカンドアクトは、ユーティリティールームを持たない。
しかし、ユーティリティールームを割り切って無くした恩恵は大きく、ゆったりしたベッドルームと広いダイネットを手に入れた。

インテリアはシックな中にも高級感があり、ホテルの一室のような、という表現は決してオーバーではない。
大人のふたり旅に相応しい、出来栄えである。
今後、更にふたり旅と高級感を追求した、ラウンジソファタイプなどが期待される。
また、同社のインプラスに搭載されたリチウムバッテリーシステムであるKULOSが搭載されるのも待たれるところである。

レム セカンドアクトの動画はこちら







2014.09.23




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