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ポシェット レクビィ 




同社には、ハイエース標準ボディハイルーフをベース車にしたモデルが2種類存在する。
ひとつはハイエースプラスLV、そしてもう一つがこのポシェットである。
ハイエースプラスLVはカップル向け、ポシェットはファミリー向けの設定とされている。
(なお、カップル向けではあるが、もう一人前向き着座できるハイエースプラスLV+1が追加された。)

それでは、ファミリー向けとカップル向けで何が違うのかというと、ひとつは就寝人数、そしてもう一つは前向き着座である。
ファミリー向けの場合は、当然のことながら、ファミリー全員が就寝できるだけのベッドスペースを持たなければならない。
前向き着座は、ドライブ時に、ファミリー全員が前向き乗車できるかどうかである。
ロングドライブになると、やはり前向き着座でないと疲れるし、安全上もそのほうが好ましい。
下図左はポシェット、右はハイエースプラスLVのレイアウトである。


これを実現するため、ファミリー向けと謳う多くのモデルでは2列目シートにFASPやREVOシートを採用し、前向きにもセットできるようにしている。
ポシェットも2列目シートにREVOを使用して3名着座できるとともに、3列目に2脚の単座シートを装備し、総勢7名が前向きに着座できるようになっている。
即ち、ミニバンと同じように使えるわけである。


ベッドは、全てのシートをフラットにすることにより、1820x1500mmのフロアベッドがセットできる。
ここでは、規格上では大人3名のスペースであるが、現実的には2名が就寝できる。


ファミリーで使う場合は、後部のギャレーコンソール上にオプションのベッドボードを渡して上段ベッドをセットすることができる。
ただし、これは子供用ベッドなので、身長が150Cm以上の場合は、就寝できない。
上段ベッドボードを使用する場合はギャレーが使えなくなるが、ファミリーの人数分の就寝スペースは確保できるのである。

なお、上段ベッドボードは、後部左側のラックに収納できるので、ベッドをセットしていないときにベッドボードの置き場に困ることは無い。


ギャレーは、丸型シンクで標準的な大きさ。
コンロは埋め込みではなく、カセットの卓上型を置く。
49リッター冷蔵庫はオプション設定。


収納は、ハイルーフを生かして、オーバーヘッド収納を設置。
床下収納も装備している。


電装系は、115Ahのサブバッテリー1個と走行充電が標準装備。
外部100V入力と充電はオプション。
なお、過放電防止装置と主電源スイッチもオプション設定になっているが、これは標準装備にして欲しいところ。

ポシェットは、ハイエース標準ボディでファミリー使用を想定しているので、多少詰め込み感はあるが、取り回しが良く、日常使用にも全く問題がない。
そして、休日には家族全員でオーバーナイトのクルマ旅が楽しめる、マルチユースなモデルである。



ビルダー レクビィ
車名 ポシェット
ポップアップルーフ -
ナンバー区分 8
乗車人数 8(キャンパー専用車の場合は7)
就寝人数 3(+2子供用)
ベース車 ハイエース標準ボディハイルーフ
サブバッテリー ○(115Ah)
バッテリー増設 -
走行充電システム
外部100V入力/充電 OP
インバーター OP
ルーフベンチレーター ○(自然換気タイプ)
ソーラーシステム -
コンロ
シンク
給水タンク ○(13L)
排水タンク ○(13L)
冷蔵庫 OP(49L)
電子レンジ -
ユーティリティールーム -
ポータブルトイレ OP
カセットトイレ -
カーテン/ブラインド
FFヒーター OP
ルームエアコン -
シャワー設備 -
温水装置 -
発電機 -
ウインドウ架装 -
アクリル2重窓 -
サイドオーニング OP
全長(mm) 4695
全幅(mm) 1695
全高(mm) 2320
価格(万円) 419(2WD/6AT)〜

2015年10月現在 (○は標準装備/OPはオプション)
価格は千円台切り上げ

ポシェットの動画はこちら










2015.10.13




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