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バンショップミカミ 6WH(ロクダブ)テントむし 




奇抜な軽キャンパーが出現した。
6輪を持つ、6WH(ロクダブ)テントむしだ。
従来のテントむしの車長を660mm延長し、広い室内を実現している。
これを支えるため、後輪の後ろに1軸加え、6輪としたのである。


更に驚くのは、この最後輪は運転席のスイッチにより、リフトすることができる。
これは、車庫入れなどで大きくハンドルを切る場合のことを考慮したため。
単に後輪を追加しただけではなく、そこまで考えられている。


もっとも価格の方は、一番安価なマツダスクラム2WD/5MTベースでも438万円(税別)もするので、同じ条件のテントむしティーポ(252万7千円:税別)と比べても200万円近くも高価である。
この価格帯なら、もっとパワーのあるライトエースベースやNV200バネットベースのキャブコンも購入できるが、6WHテントむしの注目度は他を圧倒する。
また、車長を延長しているため、登録は軽8ナンバーではなく普通車8ナンバーになるが、排気量は660ccなのでライトエースやNV200ベースのモデルより税金面では有利である。

さて、そうして得られた室内スペースは、最後部に設けられたギャレースペースに使われている。
大き目のシンクが埋め込まれたギャレーコンソールと、その対面に置かれたコンソールには18リッターの上開き冷蔵庫が収納される。


シンクの下には、各10リッターの給排水タンクが収納されている。
もちろん、車長延長によりギャレースペースが生まれただけではなく、大きくなったポップアップルーフのおかげもあり、従来の軽ベースキャブコンに比べ、室内はかなり広く感じる。


ベッドはフロアベッド(写真下左)に大人2名、ルーフベッド(オプション:写真下右)に大人2名が就寝できるので、計4名が就寝できる。


就寝人数は従来のテントむしティーポと同じだが、6WHテントむしではルーフベッドの大きさが大きくなっており、ティーポが1830x1100mmに対し、6WHテントむしでは1920x1100mmである。
(フロアベッドは、ティーポが1870x1130mmに対し、6WHテントむしでは1830x1380mm)

収納は、各シートの下が収納庫になっており、長期のクルマ旅でも多くの荷物を収納することができる。(写真下)
また、車長延長によってできたエントランス前のスペースを使用すれば、大きな荷物も積むことができる。


リアハッチは大きく開閉できるので、荷物の積み下ろしが楽。
重い給排水タンクも、リアハッチからアクセスすることができる。

6WHテントむしは、4名就寝できるので、ファミリーでもカップルでも使用することができるが、ファミリーの場合は、前向き乗車できないので、ロングドライブは多少きついかも知れない。
カップルなら、ルーフベッドで就寝すれば、ダイネットをベッド展開することなく就寝できる。
いずれにしても、多くの視線を感じることには違いないだろう。


6WHテントむしの動画はこちら










2015.03.02




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