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ポータブルポット/炊飯器特集


肌寒い朝には、温かいコーヒーや味噌汁が飲みたいし、夕食には暖かいご飯が食べたい。
赤ちゃんのミルクも、暖かいお湯が必要である。
そこで、今回は車中泊やキャンピングカーで使える湯沸しポットや炊飯器を特集する。


まず、簡単に湯を沸かすポットをリストアップしてみた。
下に紹介するのは、全てクルマのシガーライターから電源を取り、バッテリーでお湯を沸かすタイプ。
当然、水の量や初期温度により湯が沸く時間が異なってくるが、30分〜1時間ほどかかる場合もある。
しかし、カップ1杯分くらいなら15分程度で沸き、冬でも暖かいコーヒーやお茶が飲めるのは大変ありがたい。

気を付けなければならないのは、電源。
シガーライターから電気を取るが、消費電力が大きいので、サブバッテリーが無いクルマではアイドリングしながら使う必要がある。
うっかりエンジンを止めたまま使うと、バッテリーが上がってしまったということになりかねない。
例えば消費電力が8Aのポットなら、1時間使うと8Ahとなる。
キャンピングカーで良く使われる105Ahのサブバッテリーは、1Aの電気製品を105時間動かすことができるという意味なので、8Aのポットは13時間程度使えることになる。
ただし、サブバッテリーは実質的には60%程度しか使えないと考えると、約8時間使えることになる。
逆に言えば、1時間ポットを使うと、サブバッテリーの約1/8を使うことになる。
消費電力的には、大まかに言って20インチのテレビの約2倍、冷蔵庫の約3倍くらいなので、頻繁に使うと結構電気を消費する。

さて、お勧めは、下の写真の「ワクヨさん」。


この製品は、温度制御機能が付いているので、設定温度のお湯にしたり、保温もできる。
赤ちゃんのミルクを作る時などは、本当に重宝する。
また、ボトル部が2重構造になっており、かつ内側がガラス、外側が強化プラスチックになっているので、お湯にいやなニオイがつかない。
少々高価だが、安価なものには無い機能と信頼性がある。
電源はシガーライターから取るが、12Vと24Vがあり、互換性は無いので注意。
普通の乗用車なら12Vだが、確認されたい。



なお、これらのポットでは、停車中に使用するよう説明書に書かれている。
運転中の振動による水漏れは保障されていないので、注意が必要である。

         
       
 24V車用⇒        


次に紹介するのは、炊飯もできるタイプである。
左の2製品は燃焼用アルコールを使うので、車内で使う場合は十分な換気が必要。
電気ではないので、バッテリーの心配をしなくて済むのはメリット。
効率も良く、800ccの水を15分〜20分で沸かすことができる。
また、ラーメン調理や炊飯ができるのも大きな特長であり、一度に2合のご飯が炊ける。
バーナーのように火が露出していないので、風にも強く、車内で使用する場合も安心感がある。



最後は、なんと、本格的な炊飯器である。
本格的といっても、車内用なので家庭用のように大きなものではないが、1.5合のご飯が30分で炊ける。(蒸らしが15分必要)
車内で炊き立てのご飯が食べられるのは驚きである。
ただし、、こちらはバッテリーを使うので、先のポットと同様、バッテリーの扱いには注意が必要だ。
24V仕様車用も用意されている。

       
     
  ↑24V車用




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