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ポータブルクリーナー

ポータブルクリーナー、つまり、キャンピングカー用の掃除機を特集する。
もちろん、キャンピングカー用として販売されているものではないが、キャンピングカーの車内で使えるものを集めてみた。
キャンピングカーで旅していると、たまには掃除したいものである。
ガソリンスタンドなどで掃除するという手もあるが、キャンピングカーの室内を掃除するのは、何となく違う感じがする。
土足の車内を掃除するのではなく、やはり、部屋を掃除する感覚で掃除したいものだ。
しかし、家庭用の100V電源掃除機を載せているユーザーはまずいないだろう。
100Vが使えるにしても、消費電力が大きいし、何より、かさばる掃除機は載せたくない。

そこで、ポータブルクリーナーの出番となる。
ポータブルクリーナーは、充電式、バッテリー式、12V外部電源式と、電源方式によって、いろいろ発売されている。
コンパクトなので、これなら収納庫の片隅に積んでおいてもスペースを取らない。
しかし、問題もある。
ほとんどの安価なポータブルクリーナーは、ちょっとしたゴミを吸引する程度で、家庭用には遠く及ばない。

従って、家庭と同じような環境で使用するキャンピングカーの室内には、役不足の場合が多い。
例えば、多くのユーザーはペット連れで旅しているが、シートに付いたペットの毛は、まず吸い込まないだろう。
せいぜい、テーブルに落ちたトーストのパンかすを吸い込む程度と思っておいた方が良い。

そこで、キャンピングカーの室内を、それなりに掃除できるものを選んでみた。
いずれもバッテリー充電式で、家庭用としても使えるものだ。
100Vの電源を持つキャンピングカーなら、必要に応じて充電できるわけで、キャンピングカー用として理想的と言える。
バッテリー式は、連続使用時間が制限されるが、どの製品もだいたい20分程度は持つので、キャンピングカーの室内程度の広さなら十分。
吸引力は、家庭用と同等とはいかないまでも、シートに付いたペットの毛もある程度吸い込むだろう。

ダイソン
サイクロンクリーナーで有名だが、これはそのポータブルバージョン。
本格的に使えるポータブルクリーナーで、特にDC62は家庭用のクリーナーと同じくらいの実用性がある。
DC61/DC62は最強の吸引力で、3.5時間の充電で20分使用できる。
DC61はロングパイプが付属しないが、キャンピングカーの室内用でロングパイプが不要なら、こちらの方がかなり安価。

DC62はロングパイプ付属だが、もちろんロングパイプを取り外せばDC61と同じようにハンディタイプとしても使える。コンプリートは布団ノズルなどの付属品が同梱される。
家でも使用するならDC62の方が良いだろう。
DC45はDC62に比べて吸引力が小さいタイプで、DC62より安価。使用時間は20分で変わらない。
なお、重量はDC62に比べて300g重くなる。
DC34、DC35は旧モデルだが、価格的には安価になっている。
ただし、使用時間が15分と、多少短い。







アイリスオーヤマ
同社の製品にはニッケル水素バッテリーとリチウムイオンバッテリーの2種類があり、ニッケル水素のものは1本で20分連続使用可能。ニッケル水素使用のものは、バッテリーパックが2個ついているもの(ESC-7DCK)と1本のもの(ISC-7DCE)がある。
リチウムイオン使用のものは1本で40分使用でき、LEDゴミセンサー付きのもの(KIC-S7L)と、付いてないもの(IC-S7L)がある。
充電時間はどちらも1本に付き約3.5時間かかるが、リチウムイオンのほうが2倍使用できることになる。
また、バッテリーの充電回数はリチウムイオンが500回だが、ニッケル水素は300回。
従って、リチウムイオンのものがお勧めだが、20分使用で問題ない場合は、ISC-7DCEの価格が安価。


以下はリチウムイオン使用モデルでLEDゴミセンサー無し

以下はリチウムイオン使用モデルでLEDゴミセンサー付き

以下はリチウムイオン使用モデルのフィルター

以下はリチウムイオンバッテリー使用モデルの交換バッテリー




以下はニッケル水素バッテリー1個使用モデル

以下はニッケル水素バッテリー2個使用モデル

以下はニッケル水素使用クリーナーの紙パックと交換バッテリー




マキタ
電動工具で有名な同社だが、クリーナーも発売している。
バッテリーはリチウムイオンだが、充電時間が短いのが特徴で、約22分の充電で、最強モードで約20分、標準モードで約40分使用できる。
CL140FDRFW、CL142FDRFWは、CL100DW、CL102DWの上位機種の位置付けで、CL142FDRFWは紙パック式、CL140FDRFWはフィルター式である。
同様に、CL102DWは紙パック式、CL100DWはフィルター式。
更に、CL180FDRFW、CL182FDRFWは、CL140FDRFW、CL142FDRFWの上位機種で、吸引力も上がっている。
同社の特徴は、バッテリーを取り外して充電できること。
毎回取り外して、チャージャーで充電するのが面倒という面もあるが、一方では、充電池を追加したり、寿命が来てもバッテリーだけを買い足せばよいというメリットがある。










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