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空気圧リアルタイムモニターシステム


重量のあるキャンピングカーにとって、タイヤの空気圧は大変重要である。
空気圧が低い場合、背の高いキャンピングカーでは、走行中のバーストは横転事故につながり、命の危険を伴う重大事故になる可能性がある。

乗用車の場合、それほど頻繁に空気圧をチェックするユーザーは少ないかもしれないが、キャンピングカーユーザーはこまめに空気圧をチェックする必要がある。
これからタイヤにとって厳しい季節となるが、タイヤの空気圧を常に運転席でモニターできる商品があるので紹介したい。



これらは空気圧モニターシステムとかTPMS(Tire Pressure Monitoring System)とか呼ばれているが、各タイヤに空気圧センサーを取り付けるもの。
最近では、センサーが計測した値を無線で飛ばし、運転席のモニターに表示させるものが主流。
また、リムの内側にセンサーを固定するものもあるが、最近ではセンサー自体が小型化され、エアバルブキャップの代わりに付けておくだけでOKというものもある。
価格も手ごろなものがラインアップされている。

ただし、キャンピングカーユーザーが注意しなければならないのは、空気圧の計測範囲
多くの商品は通常の乗用車を想定しているので、空気圧の測定範囲がキャンピングカーの空気圧に達していないからである。
そこで、今回はキャンピングカーにも対応できる空気圧モニターシステムを紹介する。

紹介するのはPRO-TECTAの「エアモニ3」。
旧製品の「エアモニ2」から進化して、「エアモニ3」ではキャンピングカーでの使用を謳っている
計測範囲は0〜900KPA(0〜9.2Kg/cm2)
他社からも多くの商品が出ているが、

・キャンピングカーに対応
・運転席でリアルタイムモニタリングが可能
・取り付けが簡単
・比較的安価

という観点から見ると、他に匹敵ものが見当たらない。
実際、「エアモニ3」はキャンピングカーでのユーザーも多いようである。



商品は、各タイヤのエアバルブに付けるセンサー(4個)と運転席に置くモニターディスプレイで構成される。

取り付けは簡単で、センサーを各タイヤのエアバルブに取り付けるだけ。
各センサーには、写真のように「R.L」(Rear Left)のように表示があるので、どのセンサーをどのタイヤにつけたらよいのか、迷うことはない。
なお、これらのセンサーの中にはボタン電池が内蔵されており、これによってワイヤレスで運転席のレシーバーに各タイヤの空気圧と温度データが送信される。


送信されたデータは、レシーバーのモニター画面に表示される。
大きい数字が空気圧、小さい数字が温度である。
空気圧の単位はkg/cm2かKPAを切り替え可能。
また、各センサーのバッテリー状態もモニターできる。
設定値よりも低くなったり、高くなったりして異常がある場合は、バックライトが赤くなり、異常個所の数字が点滅、更にブザーで注意を喚起する。

レシーバー本体は単4電池4本か、USB給電で動作する。
電池の場合は、電波受信性能が劣化する可能性があるので、USB給電の方がお勧め。
通信は一定時間ごとに行われるが、急激な変化があった場合は、自動的に2秒間隔の通信となる。
バッテリー動作時でも、車の振動が無くなると自動感知してスリープ状態になる。

なお、注意点としては、大型のキャンピングカーの場合、電波が不安定になる可能性があること。
特別に大型でなくても、様々な状況、状態により、うまく通信ができない場合があるので、心配な場合は、あらかじめ問い合わせすると良いだろう。
また、ホイールの形状によっては、干渉してセンサーが付かない場合がある。

PRO-TECTA
http://www.airmoni.jp/airmoni3/index.html
(ホームページからも購入可能)



主な仕様


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