キャンピング＆ＲＶショー2010（幕張メッセ）レポート

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キャンピング＆ＲＶショー2010（幕張メッセ）レポート（最終回）

キャンピングカー広島　POP.COM（ポップコン）

取り回しのよい小型車枠で、最大限の室内空間を実現することをテーマに企画されたキャンピングカー。NV200をポップアップルーフにして天井空間を広くするとともに、ルーフベッドとしても使用可能。最大の特徴はダウンギャレーシステム。通常のギャレーとして使用できるが、就寝時はギャレーコンソールの背が低くなり、その上にマットを敷けば、障害物のないフルフラットベッドができる。

インディアナ・RV　インディ-727

アルミ製シェルを架装した軽ベースのキャンピングカー。軽量で強度の取れるアルミでシェルを構成することにより、軽ベース車では不利だった重量による動力性能の向上を計っている。アルミだから実現できるカラーリングも特徴。室内はポップアップルーフにより広々感がある。

ロータスRV　マンボウイブ2010年モデル

人気車種マンボウの2010年モデル。カラーリングが一新されエクステリア、インテリアともオレンジを基調にした暖かくてモダンなデザインになっている。オプションで家庭用エアコンを装備することができ、マルチユースルームは温水シャワー装備も選べる。

M・Y・Sミスティック　Jキャビンミニ FC（Fuctory Custom）

数少ないピックアップキャビンを手がける同社の最新軽トラック用ピックアップキャビン。特徴は今までにない豪華で上質な家具とインテリア。木の感触を残した家具と、いかにもすわり心地、寝心地がよさそうなソファが装備される。大口径スピーカーの存在はオーディオルームそのもの。

オーエムシー　ベンツV350

ベンツVクラス350をベースにしたモデル。レザーシートとシックなカラーリング、そして重厚な家具で豪華なインテリアとなっている。リアにセルフレベリング機構を備えたエアサスを持ち、乗車人数によらず常に一定の車高を保つ。ダイネット前には掘り下げ式の床下収納を供える。200Wのソーラーパネルをはじめ、ほとんどの装備が標準となっている。

ドリーム・エーティー　ウォークMC（ミドルキャンパー）

スーパーロングベースの従来のウォークに対し、取り回しを重視し、ワイドワゴンをベース車としたモデル。基本的なレイアウトはスーパーロングベースと同じだが、3列目シートが3名対座から2名対座になっている。後部ギャレー前床はキャンピングカーとしての要件を満たすための掘り下げ収納庫となっている。

キャンピング＆ＲＶショー2010（幕張メッセ）レポート（第3回）

ファーストカスタム　CG-550スロープボブ

車椅子でもスムースに乗降車が出来るよう、スロープを装備したキャンピングカー。車椅子で乗り込んだら、そのままダイネットに接地することができ、また、後部のギャレーへのアクセスもし易いよう、通路が広く取られている。

ファーストカスタム　ポコ

同社初のニッサンNV2000をベース車にしたモデル。特徴はポップアップルーフを持つこと。このポップアップルーフは片側だけではなく全体がポップアップするようになっており、広く高い天井が得られる。ギャレーユニットもセットされており、取り回しの良いベース車ながらゆったりと長期旅にも対応できる。

RVビックフット　オアシスD-5.9

同社のフラグシップモデルとして企画された、バスをベースにした架装モデル。前部にダイネット、後部に2段ベッドとトイレルームがある。トイレルームはオプションでシャワールームにすることも可能。モノトーンの高級感のあるインテリア。家庭用エアコンも装備する。

エートゥゼット　カムロードアンソニー

カムロードベースのキャブコン。FRPシェルを架装する。レイアウトは先代モデルと基本的に変わらず、対面式ダイネットと後部に2段ベッドを備える。大型のマルチユースルームも装備。インテリアは高級感のあるムクの木材と温かみのある暖色系のカラーリング。

M・Y・Sミスティック　ケビンV200

NV200をベース車にし、外観はそのまま使用したバンコンモデル。日常使用では普通のミニバン、休日はフラットベッドを持つキャンピングカーとしてフルに使える設定。ギャレーは持たないのでキャンピングカー登録ではないが、2段ベッドを装備するキャンピングカーとしてオーバーナイトの遠出だ可能。

ビークル　ベッセルファミーユ

従来のベッセルファミーユをマイナーチェンジ。名前のとおり、家族向けをコンセプトにしたハイエーススーパーロングベースのキャンピングカー。全員が前向き乗車できることを前提としてレイアウトされている。シート柄が暖かみのあるベージュに変わったほか、家具のデザインが笑変更されている。

キャンピング＆ＲＶショー2010（幕張メッセ）レポート（第2回）

オートワン　ピッコロヴァナゴン＋

軽ベースのキャンピングカーの豊富なラインアップを誇るオートワンからの新車。ピッコロバナゴン＋は対面対座シートを採用、ベッドマットを積み重ねてソファにし、真中にテーブルをセットすることによって対座シートとしている。同社キャンピングカーに共通して採用されている豪華な木の感触を生かした家具も特徴。

カトーモーター　K-580

ハイエーススーパーロングをベース車に採用した同社のフラグシップバンコン。ＦＲＰとアルミで構成されたシェルは強固なフレームにより補強されている。ツインサブバッテリーをコントロールするインテリジェントサブバッテリーシステム、床暖房、ツイン冷蔵庫などフラグシップにふさわしい装備を持つ。

カスタムワールドハタナカ　ユーミージュニア
ユーミージュニア　カスタムワールドハタナカ

ユーミーシリーズはスーパーロングモデルがあるが、これはワイドワゴンをベース車に使用したモデル。ルーフはハイパースペーストップで架装されており余裕のある天井高を持つ。カップル仕様で、ダイネットと後部に広い常設ダブルベッドを装備する。

バンテック新潟　プレール

ハイエース標準ボディーをベース車に使用し、取り回しを重視したモデル。通常の車高は2090mmでほとんどの立体駐車場に入れることができ、ポップアップルーフを上げると広い頭上空間を得ることができる。インテリア性の高い室内で前向き8人乗車が可能としている。

ファーストカスタム　CG-550 ボレロ V.MAX

同社のフラグシップモデル、CG-550ボレロVのマーナーチェンジモデル。レイアウトはラウンジソファのダイネットと常設ダブルベッドで変更は無いが、より高級感が増したインテリアとなった。ベッド上部には家庭用エアコンが新たに装備された。

キャンピング＆ＲＶショー2010（幕張メッセ）レポート（第1回）

去る2月12日（金）/13日（土）/14日（日）に幕張メッセでキャンピング＆ＲＶショー2010が開催された。約120社のキャンピングカービルダーをはじめとしたメーカーが出展、大勢のキャンピングカーファンで賑わった。多くのビルダーからは、このショーに合わせてニューモデルが発表、展示された。

ここでは、会場で見つけたニューモデルを中心に順次レポートする。

ナッツＲＶ　スティングレー

ナッツからはマッシュ、ボーダー、そしてこのスティングレーがアルミボディーを纏って新登場。中でもスティングレーはニューモデル。ベース車はカムロードであるが、リマスクされており、カムロードのトラックくささは完全に拭い去られている。アルミボディーならではのカラーリングも施されており、美しいキャンピングカーに仕上がっている。

セキソーボディー　トム200Ｌ

Ｌはロングの意味で、従来のトム200に比べ350mm車長が長くなっている。ハイエース標準ボディーをベース車にしており、これがトム200と変わらない。内装はトム200とからがらりと変更されており、ラウンジソファのダイネットと後部にはクイーンサイズのベッドが常設され、豪華さを増している。

アネックス　リコルソ-SS

ニッサンNV200をベース車に採用。リコルソのシリーズで登場した。リコルソは従来よりハイエースワイドワゴンとスーパーロングがあったが、リコルソーＳＳは取り回しを重視したモデルとなっている。

バンショップミカミ　ドッチバン

軽ベースのキャンピングカーでは対座シート形式のダイネットを持つものは少ないが、このドッチバンはゆったりした対座式ダイネットを持つ。更に特徴は、ルーフを架装して110mm天井を高くしている他、リアハッチはアクリル窓を採用している。

バンショップミカミ　やどかり

一見一体型に見えるが、実は軽トラックの荷台にシェルが積載されているという、全く新しいスタイルの軽キャンピングカー。シェルは取り外しでき、軽トラックとしても使用できる。シェルは桜島の火山灰を使用した断熱塗料を塗布することにより、壁を薄くすることができ、結果、室内幅を広くすることが可能となった。

デルタリンク　ロードセレクト

デルタリンクのバンコン中心車種、ロードセレクトがマイナーチェンジ。好評の２ダイネットコンセプトはそのままに、2列目シートをＦＡＳＰシートとし、ドライブ時に前向き乗車が可能としている。また、オーバーヘッド収納が追加されている。