1-2 車中泊が一般化


今や「車中泊」という言葉は、すっかり定着しました。以前なら、クルマで寝るというと何か怪しい人のイメージがありました。もちろん、今でも住宅街や公園で停泊していると、怪しい人に間違えられても仕方ありません。

「車中泊」が一般化

しかし、道の駅などの施設が整備され、ここで停泊することが報じられるにつれ「車中泊」も一般化してきました。今では、マナーの悪い一部の利用者によって、道の駅での車中泊が制限されつつあります。一部の道の駅では「車中泊禁止」となっているところもあります。

日本は欧米に比べてキャンピングカーを取り巻く環境が遅れていますが、道の駅は欧米に無い、誰でも無料で24時間利用できる施設です。この世界に類を見ないシステムを残していくためにも、マナーを守って利用することが重要です。

「車中泊」と「キャンピングカー泊」

さて、「車中泊」というのは文字通り「クルマの中で寝泊りする」ということですが、これは安易に考えていると非常に危険です。単にドライバーズシートを目いっぱい倒して寝るだけでは疲れが取れません。その結果、居眠り運転につながってしまいます。

しっかり疲れをとるには、フラットなベッドで熟睡することです。キャンピングカーで寝ることと、一般のクルマで寝ることの違いはここにあります。


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